歌舞伎座の夜。

このお茶好きなの。。。

歌舞伎座に行って来ました。
いや〜今回の公演ホントよかったよ〜。見ごたえありました。
どの演目も印象深くて、ここにどれを書いたらいいのか迷ってしまう。。。


『日向嶋景清』は中村吉右衛門丈書下ろしの作品。
自分に金を渡すため、娘が郭(くるわ)に身を売っていたことを知り、嘆き叫ぶ父、景清。
髪を振り乱し、頭をかきむしり、狂気のようになって悲しむ姿を演じる吉右衛門丈はもうこちらが圧倒されるような迫真の演技でした。
一緒に行った隣の友達は涙と鼻水でグシャグシャになってました。


鞍馬山誉鷹』で牛若丸を演じるのは中村富十郎丈の長男、中村鷹之資くん6歳!
しかしやっぱり遺伝子かな。。立派に見えを切り、立ち回りまでやってマシタ。
中村富十郎片岡仁左衛門中村吉右衛門中村雀右衛門中村梅玉という豪華な顔が揃っての口上もカンゲキ!


連獅子は親子の獅子がたてがみのを振り回して舞う。
紅白の長いたてがみに隈取り。歌舞伎らしさたっぷりの演目で、観客の外人さんも喜んでたよ〜。
この親子獅子を松本幸四郎丈、市川染五郎丈のホントの親子が演じるんだからまた嬉しい。。。


最後の『大経師昔暦』は運命のいたずらで、相手を知らずに図らずも姦通してしまうおハナシ。。。
隣の友達はやっぱり涙と鼻水でグシャグシャでした。


全部の演目が終わったのが、夜の9時20分。休憩もいれたら正味約5時間(!)の公演。
ホントたっぷり楽しめマシタ。満足。