フランスプチ留学〜15日目〜

nakamurayoko2007-06-25


地元のミニバスツアーに参加して、ST ETIENNE de TINEEという山村に行ってきました。
今日はこの村で、移牧祭というお祭りが開かれているとのこと。
移牧祭とは、寒い季節には平地で飼っていた羊を、夏になり、涼しい山の上に移動させるお祭りです。


アンティーブからミニバスに乗って約2時間。
道中、運転手のおじさんが
「右に見えるのは××城です。左に見えるのは××城です。」(フランスはあちこちお城だらけです)と説明してくれるのですが、そのフランス語がイマイチ聞き取れない。。。
学校で先生の話していることが理解できたように感じたのは、
きっと先生がゆっくりはっきりしゃべってくれていたからなのね。。。ガクン(+_+)


村に着くと、伝統衣装を着た村の人達が、歌を歌ったり、楽器を演奏したりで大盛り上がり。
羊の毛の加工やパン作りなどの伝統的な方法を披露してました。


日本のガイドブックには載っていないような小さな村のことなので、ちゃんと調べないと未だにわからない部分があるのですが、
片言のフランス語で村のおばさんに聞いたところ、
村の人口は約1800人。
フランス語とはだいぶかけはなれたこの土地独特の言葉を持っているそうです。

こんな村、こういう機会でもなければ、来ることも知ることさえもなかったかも。。。
田舎の山村で村の人達が大切にしている年に一度のお祭り。
素朴だけれど、心から楽しめるお祭りでした。。。
(写真:波がうねっているかのような羊の群れ。今日の本当の主役たち)