フランスプチ留学〜32日目〜

nakamurayoko2007-07-12


オペラを観に行って来ました。
オペラ好きな方はよくご存知のことと思いますが、
パリには2つの国立オペラ劇場があります。
1875年から続く歴史あるオペラガルニエでは、主にバレエを、
1990年にオープンしたオペラバスティーユでは主にオペラを上演しています。
今日行ったのはバスティーユで、演目は『ジプシーの時代』。
1980年代の映画をオペラ化した作品です。


オペラバスティーユは、一番安い席からでも十分に見える設計になっているとかで、
なるほど、私の席は一番安い席でしたが、確かに舞台はおろかオーケストラのボックスの中までよく見えました。
これで17ユーロ(約2700円)とは安い。
そのかわり、急峻な斜面のようにせり上がる座席のまさに一番頂上付近まで登らなければなりません。
階段を上がりながら、途中で息切れしそうになりますが、
見晴らしはなかなかのものです。


『ジプシーの時代』はとにかくリズミカルで楽しい作品でした。
フィナーレの時のなりやまぬ拍手、「ブラボー!」の声、口笛。。。
観客が心から楽しみ、喜んでいるのがまわりの人たちの表情からもよくわかりました。