フランスプチ留学〜見聞録〜

nakamurayoko2007-07-31


パリからちょっと足を伸ばして、お隣の国ベルギーのブルージュに行って来ました。


ブルージュまでは車で約4時間。
その国境には、国境線が引いてあるわけではなく、
ただフランスとベルギーの国旗が掲げてあるだけで、
入国審査があるわけでなければ、パスポートを提示する必要もなし、
ただバスでドライブスルーするだけ。
ぼんやりしてると、気づくことさえないさりげなさです。


ブルージュの街には、レンガづくりの細長い、三角屋根の家が並んでいました(写真)。


ここの名物はチョコレート、そしてベルギービール!(^^)!
お昼に、軽めのホワイトビールとイチゴビールを飲んでみました。
イチゴビールは、ビールにイチゴジャムを少々混ぜたような甘苦い味。
やっぱり普通のビールの方が正直好きです(^_^;)


街のビール屋さんの品揃えはスゴイです。
しかもベルギービールは、ラベルに動物やら、おじさんの顔やらが描いてあって、見ているだけで結構楽しく、これは一体どんな味なんだと想像をかきたてられます。


何とも不思議なネーミングのビールを見つけました。
その名は「即死」。
アパートに帰って、冷やして飲んでみようと、買ってきましたが、
こわくてまだ栓を開けられません。


さて、パリから郊外に出たり、今回のようにお隣の国に車で出かける場合、高速道路を使って行きますが、
フランスの高速道路の制限速度は130キロ(バスは110キロ)と決められています。
しかし以前は制限速度はなく、みんな思いのままにブッ飛ばしていたようですが、
80年代初めに大きな事故があったことをきっかけにして、
交通法規を厳しくしようということになり、制限速度が決められたそうです。


ちなみに、フランスでは飲酒運転もそれまではまったく問題ナシだったのですが、
やはり80年代初めに飲酒運転を禁止しようという動きが出てきたそうです。
しかし、これには、ボルドーブルゴーニュなどワインの産地の人達が猛烈に反対し、
結局、今では、運転前でもワイングラス1杯(血中アルコール濃度に換算して)ならOKということになっています。
何ともワインの国ですなぁ。。。