フランスプチ留学〜見聞録〜

nakamurayoko2007-07-29


子供の頃、フランスという国に興味を持ったきっかけは「ベルばら」でした。
「ベルばら」のオスカルやマリー・アントワーネットからフランスの歴史を学んだような覚えがあります。

サン・シュルピス教会と並んで、前から訪れてみたいと思っていたもうひとつの場所、コンシェルジェリーに行って来ました。


コンシェルジェリーは革命当時、牢獄として使われていましたが、
実際には牢獄というより、ギロチンを待つ人たちの収容所みたいなところで、
1793〜94年の1年ちょっとで、2000人以上の人がここからギロチンへと送られたのだそうです。


その囚人の中に、マリー・アントワーネットもいました。
1793年8月〜10月の人生最期の約2ヶ月間をここで過ごしたそうです。。


マリー・アントワーネットの独房を再現した部屋には、マリー・アントワーネットが使っていたとされるナプキン、
そして、ギロチンに向かう前に水を飲んだと言われていますが、その水を入れたというピッチャーが展示してありました(写真)。


フランスに来てから約2ヶ月間、たくさんのお城や建物を見てきましたが、
ここ程、石の壁が厚く、暗く、冷たく感じた場所はありませんでした。。。