女性リーダーが会社を強くする！

埼玉県副知事の岡島敦子さん、株式会社ザ・アール社長の奥谷禮子さんとともに、
「女性リーダーが会社を強くする」（！）というテーマのシンポジウムに参加しました。

女性の経営者、管理職って昔に比べて結構増えているような気がしていたのですが、
データを見ると、日本の女性管理職は諸外国に比べてホント少なく、
全管理職のうち女性が占める割合は、アメリカやドイツなどが30%を越えているのに対し、日本は約10%。
国家公務員になると、その割合はさらに低く、日本には女性の管理職はわずか1%くらいしかいないそうです。

国は、2020年までに主要な地位における女性のシェアを30%に上げるという目標をたてているようですが、そのためには、まわりの意識や、それに関わる制度がもっともっと整わないとね。。。

今や、仕事か結婚か、はたまた仕事か子育てかといった二者択一の時代ではないはず。
結婚し、子供を産み、育て、親の介護をしながらも経営者や管理職として十分な仕事ができるような社会のしくみができれば、
30%という数字も実現可能なのでしょう。

それに女性リーダーと言ったって、ひと昔前に見られたような「アタシ、男なんかに負けないわよ！」ってな感じで、
肩イカらせて、大股でズカズカッとカッポするタイプではなく、
女性ならではの視点、感性を活かして組織をまとめ、リーダーシップを発揮出来る人が今の時代求められているのではないでしょうか？

そういえば、ご一緒した岡島さんも奥谷さんも、柔らかい色のスーツを美しく着こなし、身のこなしもエレガント。自分の意見をしっかりと持ち、お話もとても興味深く聞きました。

と、そんなことを考えているところに、安倍首相辞任表明のニュース。
リーダーって大変ナノだ。。。