ヒツジとウシから。。。

先日、新聞を読んでいて、非常に興味深かったのが、ニュージーランドの環境問題についての記事。


ニュージーランドは人の数よりヒツジの数が多い」
なんていうのをかつて聞いたことはありましたが、
記事(読売新聞5月5日朝刊)によると、
ニュージーランドには、人口の約9倍(!)にあたる3800万頭のヒツジと、人口の約2倍の970万頭のウシがいて、
ニュージーランドで排出される温室効果ガスのうち、
このヒツジやウシのゲップ(!)から出るメタンと、尿(!)から発生する亜酸化窒素が全体の半分(!)を占めるのだそう。


えっゲップとオシッコが温室効果ガス!
えっ、でそれがニュージーランドの全温室効果ガスの半分!


何だか(!)だらけの文章になってしまいましたが、
温室効果ガスというと、工場や立ち並ぶ高層ビルといった近代的文明の産物的なイメージがあったので、
ニュージーランドの広い草原で、のんびりと草を食むヒツジやウシが地球温暖化の原因になっているとは、驚きでした。


しかし、かと言って、ヒツジやウシにゲップやオシッコ我慢させるわけにいかないし。。。


なかなか一筋縄にはゆかぬ。。。環境問題とは何とも手ごわいなぁ。