ゼロとメイ

nakamurayoko2010-10-01

今年も聴導犬のチャリティーイベントに行ってきました。


耳の不自由な方は、見た目には障害がわかりにくく、街を歩いたり、電車に乗るときにも不便なことが多く、ときには様々な危険にあいやすいのだそうです。


そんなとき、耳の不自由な方々の手助けをしてくれるのがこの聴導犬


車のクラクション、自転車のベルなどが後ろから聞こえると、聴導犬が前脚で飼い主をタッチして危険を知らせます。


家の中でも、ドアのノックやチャイム、目覚まし時計が鳴った時など、前脚でタッチしたり、飼い主の顔をペロペロなめて教えてくれるのだそうです。


デモンストレーションでその様子を見せてもらいましたが、
とっても賢くて従順、
歩くときは飼い主の横にピタリと付き、後ろから自転車が近づくと、一生懸命(たぶん)に飼い主の脚をたたいて知らせます。


ゼロもメイも、その向こうにチラッと見えるトモも、もとは捨てられて、動物愛護センターに保護されていたのだそう。
約1年間のトレーニングを経て、聴導犬としてデビューしました。


今日本にいる聴導犬はわずか20頭。


もっとたくさんのワンちゃんが耳の不自由な方々の家族になる日がくるといいね。