カンボジアのお土産。

お土産はイグサのミニバッグに入れて。

昨日1日ゆっくりと寝ていたので、今日はカンボジアの疲れもとれて、爽快な気分!
カンボジアで買ってきたお土産を整理しはじめた。
カンボジアは胡椒の産地。今回の滞在で味と香りのとってもいい胡椒に出会えた。
この胡椒を栽培しているのは、実は日本人。倉田浩伸さん 35歳。
倉田さんの話によると、カンボジアの胡椒は中世から1970年代初めまで、「世界一美味しい」と言われていたそうだ。
しかし、これまた度重なる内戦の影響で生産量は激減してしまったという。
倉田さんは「もう一度「世界一」と呼ばれるカンボジアの胡椒を作りたい!」とカンボジアに移住し、栽培の技術を持っている人を探し、
畑を借りて、97年からコッコン州スラエアンバルで現地の人と一緒に栽培をしている。
倉田さんの胡椒は有機無農薬。カンボジアでは昔から農薬のかわりに、木の根をつぶして発酵させた汁を使っている。
倉田さんはその農法を農家の人から教わり、継承している。
カンボジアを発つ前の晩、倉田夫妻と一緒に食事をした。
アンコールビールを飲みながら、倉田さんのこれまでの苦労、胡椒への思い、カンボジアの将来など語り合った。
奥さんの由紀さんはとても明るく楽しい女性。なんだか初めて会ったとは思えないほど話がはずんだ。
日本から遠く離れたカンボジアで胡椒を栽培し、販売するのには、きっといろいろ大変なこともあると思う。
でも倉田さんの夢を一緒に実現しようとがんばる由紀さんは、きっと芯の強い女性なのだ。
でもそんなに苦労してるように見えないのがまた由紀さんのいいところなんだよね。。。
私がお土産に買ってきたのは、他ではなかなか手に入らない、クラタペッパー特製、完熟胡椒。
樹で真っ赤に熟した実だけを一粒ずつ収穫して、乾燥させたもの。
料理の仕上げに使うのが最適。この香りと深みさえ感じる辛さは超一品なのです。