たいせつなものはなんですか?

nakamurayoko2007-02-21


朝食:コーヒー
昼食:納豆、ハムサラダ、高菜の炒めもの、ごはん、豆腐とワカメの味噌汁
おやつ:甘酒
夕食:肉うどん、冷や奴、いなり寿司





山本敏晴さんの『あなたのたいせつなものはなんですか?』(2005、小学館)を読みました。
カンボジアの子供たちに、一番大切だと思うものを絵に描いてもらい、写真絵本風に紹介されています。
カンボジアの子供たちが描いたのは、
「家族」(どこの国も同じだよね)
「わたしの国」(大切なものに国を挙げるなんて日本人には真似できないかも)
「この国の歴史や遺跡」(アンコールワットカンボジア国民の誇りですものね)
「国旗」(国旗にもアンコールワットが描かれてます)
「仏さま」(仏教徒が多いのです)
「牛」(農業国カンボジアで牛は今でも大活躍〜)なんてのに加えて、
家が焼け、血を流した人を描き「戦争をなくすこと」が大切だという子供、
脚から血を流して倒れる人を描いて、「地雷を無くすこと」が大切。と言う子供もいました。


カンボジアの戦争の歴史は長く、虐殺はまだほんの20〜30年前の出来事。
心の傷があまりに深くて、一昨年カンボジアを訪ねた時には、何だかこちらからそのことに触れることさえ、ためらいを感じてしまいました。
心救われたのは小学校で出会った元気な子供たち。
子供の笑顔って、ホントいいものです。何より幸せを感じます。
この本に出ている子供たちや、私がカンボジアの小さな村で出会った子供たちが、病気や飢えで苦しむことなく、必要とする勉強もできて、夢を持って生きていけたらいいなとつくづく思います。。。