外国語の習得

ハァ。。。ナンテコッタイ(>_<)
日本に帰って来てからまだ1ヶ月も経っていないのに、
フランスで覚えてきた単語、言い回しがすーっかり頭から抜けている!
今日、久々に都内のフランス語学校に出かけたのですが、授業中、言葉が出てこなくて、冷や汗タラーッ(-_-;)。
ナントカセネバ。。。


そういえばこの間、知人からトロイアの遺跡を発掘したシュリーマンの語学習得法というのを教えてもらいました。
英語、フランス語、オランダ語スペイン語ポルトガル語、ロシア語。。。と十数ヵ国語をマスターしたドイツ人のシュリーマン
しかも驚くことに、早いものでわずか6週間、かかっても半年で、それぞれの言語をマスターしてしまったそう(@_@)


自伝『古代への情熱』(新潮文庫)によると、外国語を簡単に習得するために彼が編み出したその方法とは、


1、大きな声で音読する。
2、ちょっとした翻訳をする。
3、毎日1回授業を受ける。
4、興味があることについて作文を書き、先生に直してもらう。
5、その文章を暗記する。
6、日曜日にイギリス教会の礼拝に行き、牧師さんの説教を小声で真似る(英語を覚える時)など。


あれっそんなに難しい方法でもなさそう!
私もこの中のいくつか真似て、やってみようかしら?
ただし、続くかが問題だけど。。。(;^_^A


話はちと変わりますが、2〜3日前に、
「小学校でも英語の授業をはじめる」といった内容の学習指導要領の案がまとまりそうだというニュースがありました。
実は小学校での英語教育について、以前の私は割りに懐疑的で、
「子供のうちは外国語よりまず日本語をきちんと習うことが大切〜。」と考えていましたが、
今回フランスに行って、この考えをコロッと改めました。


というのも。。。
学校の休み時間などに、友達とフランス語での会話がまどろっこしくなると、ついつい英語での会話になるのですが、
イタリア人、スイス人、ドイツ人、ポーランド人、スウェーデン人、ブラジル人、韓国人etc. みんな英語は母国語ではないはずなのに、その英語の流暢なこと。
私なんぞポンポンポ〜ンとテンポよく飛び交う会話に必死についていった感じです。
それぞれの国の外国語教育についても時々話題になったのですが、
みんな小さいうちから英語などの外国語に親しんできていて、
13才(中学1年)で初めてabc を習ったなんていうのは私くらいのものでした。


日本人はよくシャイだとか、自分の意見をあまり持たないなんて言われますが、
自分の意見を主張したくても語学力や表現力がイマイチで、言いたくても言えないというような側面もあるんじゃないかしらと思います。
日本の将来を担う人たちには、どこに出ていっても堂々と英語やフランス語で渡り合えるくらいの語学力を身に付けてほしいし、
それに何より、他の国の友達とひとつの言語で語りあえるってのは実に楽しいものです。
互いの気持ちを自分の言葉で表現出来るぶん、より深く付き合っていけるような気もします。


自分自身の今のこの苦労を考えても、やはり頭が柔らかくスポンジ状態な時に、水(言語)をたくさん吸収した方がいいに決まってる。
私のようにコチコチになった頭には水はなかなか入ってこないばかりか、あっという間に蒸発してしまうのですから。。。