雨の降り方

今日やっと、家の固定電話が復活しました。


昨日のkikori治右衛門さんのご指摘、もっともだと思います。


確かに、天気の用語というのは、時に分かりにくく、専門的になりがちですよね。
天気予報でよ〜く使われる「一時」とか「時々」という表現さえ、
もしかして、しっかりと理解している人は、そう多くはないのではないか。。。と思うことがあります。
実際、私はこれを、この仕事をはじめてから、初めて知りました。
(ちなみに、「くもり一時雨」とは「予報したある一定の期間のうち、基本はくもりなのですが、そのうちの4分の1未満の時間、雨が連続的に降る」ことを言い、
「くもり時々雨」とは「予報したある一定の期間のうち、基本はくもりなのですが、そのうちの2分の1未満の時間、雨が断続的に降る」ことです。
何だかこの説明さえも分かりにくい表現でスミマセン。。。)


雨の降り方について。。。
NHK気象・災害ハンドブック』(NHK出版、2005年)には次のように書いてあります。。。


「1時間の雨量が10〜20mm未満:
雨がザーザーと降る。地面に一面水たまりが出来る。雨の音で話がよく聞き取れない(木造住宅)


20〜30mm未満:
どしゃ降り。傘をさしていてもぬれる。ワイパーを速くしても見づらい。側溝や下水、小川があふれ、小規模のがけ崩れが始まる。


30〜50mm未満:
バケツをひっくり返したように降る。道路が川のようになる。車のブレーキが効かなくなる。都市では下水管があふれる。山崩れ、がけ崩れが起こりやすく、危険地帯では避難の準備が必要。


50〜80mm未満:
滝のように降る(ゴーゴーと降り続く)。水しぶきであたり一面が白っぽくなり、視界が悪くなる。車の運転は危険。都市では地下街などに雨水が流れ込む場合も。土石流が起こりやすい、多くの災害が発生する。


80mm以上:
息苦しくなるような圧迫感がある。恐怖を感ずる。大規模な災害の起こるおそれが強く、厳重な警戒が必要。」
なのだそうです。。。


この説明からいくと、昨日の山梨の雨は、感覚的には、1時間に30〜50mm、いや50〜80mmはいっていたような気がします。


夏の激しい雷雨は、停電や電車の不通、浸水などの大きな被害になることがあります。
しかも、この時期の雷って、2〜3日続けて起きることが多いんですよね。。。
油断は出来ませぬ。。。